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(2017年7月発行)会報『季節の風(ときのかぜ)』/004/夏号

2017年7月発行/004夏号
◇明石から ◇できごと ◇これから(講師、講演会予定など) ◇スタッフのつぶやき ほか
通信004・夏-001...
通信004・夏-002...
(内容は、2017年7月時点のものです。)

暑い日が続きますがお元気にお過ごしでしょうか?
 
スコールのような一時的・局所的な大雨や雹が全く時期はずれに降り注ぎ、
最高気温もあちこちで異常な状況を呈していますね。
 
福島の震災・津波による原子力発電所の事故からだけでも、被災され、亡くなられた方々、
そして現在(いま)も避難生活を強いられている方々の何と多いことか。
生命と生活の安全を考える政治が健全に機能しているとはとても思えません。
 
安保法制、共謀罪法とゴリ押しの力技がまかり通り、
政治そのものへの信頼失墜に向かって真っしぐらに急降下しているようです。
 
不安を煽ることで成り立って来た拡大消費を「成長」と呼んで
経済(=お金)優先で突っ走ってきた「近代」という時代の終焉を強く感じます。

流れに身を置きなかなか新しい本質に迫る価値に転換できないでいる「わたし」たち。
 
身近な問題でも「はたらく=稼ぐ」、
つまりお金になる(する)ことがはたらくことの意味(価値)にされてしまっているところがあります。
 
いま迄通りであること、つまり「ふつう」であることを求められ新しい価値に転換することが認められず
悩み苦しむ次の時代の担い手たち。
 
個性・個人尊重を言いながら、全く変わることのできない「学校教育の集団・全体主義」。
非正規、アルバイト、パート労働による人件費抑制による利益獲得に走る企業。
そうした中での正社員への負荷の増大が過労死までもうんでいる。
 
次の時代を死なせてしまっているんです。怖い!ですよね、就労!!
 
うつ病等精神を病む人々も確実に増加していて、はたらく環境は良い方向を向いているとは言い難い現状です。

はたらけない人たちの増加をしかっり見つめて、はたらくことの本質に迫らなければなりません。
 
はたらく、とは「はたらきかける」こと。
そして「はたらきかけられる」こと。
つまり「関係する」「関係しあう」ことです。
 
生きること、生きていること、生きあっていること、そのことですよね。
 
一方通行でない関係の在り方。
手をつないだとき、握手しているとき、お互いの手はつなぎあっている。
 
抱きしめたとき、抱きしめられている。
 
わたし達はつねに、対等・相互にかかわりあっていることで生きあっていることを、もう一度、確認したいですね。
 
2017・7 明石 紀久男
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  2019/12/18   スタッフ